ゴミゼロ一眼レフ in 台湾 2006/5

GWの混雑を避けるため、八重山を少々オーバーランして台湾へ行ってきました。
今年は梅雨入りが非常に早く、到着したとたん豪雨に見舞われるなど、
あまり天候には恵まれませんでしたが、台湾の田舎に住んでいる
方々の優しさに触れる事が出来たのは大きな収穫です。


胡蝶乱舞   仁愛

地元の方に教わった、チョウの集団吸水が見られる場所に到着
「雨が降っているから余り期待しないで」と言われたものの、
そこには紛れも無い乱舞するチョウの姿がありました。


対岸にて   仁愛

実は数日前の大水で対岸に渡る橋が流されていました。
幸いこの時は水深の深い所でも膝上程度の様子。
慎重に川を渡り、乱舞するチョウの群れに
囲まれて撮影をする事が出来ました。


お迎え   埔里

どのように発音するのかは分かりませんが、字を見ると託児所で間違い無いでしょう。
日が傾いた頃、お迎えのお母さんが颯爽とバイクで登場。シートにまたがり
走り去って行く少年の、嬉しそうな笑顔が印象的でした。


ミツボシフタオツバメ   埔里

日本では希少種に指定されている「キマダラルリツバメ」に近縁のチョウです。
台湾ではよく見掛ける普通種なのですが、日頃の習性で思わず追い掛けてしまいます。


駄菓子屋さん   埔里

埔里のバスターミナルから霧社方面へ向かう最初のバス停にある駄菓子屋さん。
見た目も売っている物も懐かしく、タイムスリップしたような気分になります。
帰り道は途中でバスを降り、10元玉を握り締めてお店へ直行!


マルバネルリマダラ   埔里

梅雨空であいにくの天気でしたが、気温は高かったため活動するチョウを見掛けました。
ちらりと見え隠れする美しい瑠璃色の紋が魅力的です。


ふたつの集団   仁愛

チョウの吸水集団は離合を繰り返しているのですが、
こうして科ごとに分かれて集まる面白い習性がありました。
シロチョウ科の方は、マダラシロチョウ、ウスムラサキシロチョウ、
メスシロキチョウ。シジミチョウ科の方は、ホリシャルリシジミです。


タイワンモンシロチョウ   埔里

台湾には普通のモンシロチョウも生息していますが、埔里の町では今まで
タイワンモンシロチョウしか見た事がありません。さすが「本場台湾」と言った所でしょうか。


  埔里の町並み   埔里    

台湾の真中に位置する埔里の町。台湾に生息するチョウの和名で「ホリシャ」
と付く物がいますが、それは蝶が多い事で有名な、ここの地名に由来しています。
英語表記では「Puli」となっているため、バスの切符を買う時「プーリー」と発音したら通じず、
逆に日本語で「どこ?」と聞かれたので、「ほり」と言ったら分かってもらえたという経験があります。


ベニモンアゲハ   埔里

雨が降りしきる中、公園の植え込みで休んでいるベニモンアゲハを見付けました。
薄暗い曇天でも一目で分かる派手な色は、「食べたら不味いよ」という警告なのです。


              クラルシジミ   埔里    

日本のトラフシジミと同じ属の小さなチョウ。
体の割に大きな目(複眼)が可愛らしくて印象的でした。

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