ゴミゼロ一眼レフ in 冬の先島諸島

暖かな黒潮と冷たい北東の季節風がせめぎ合う季節。
曇りや雨の日が続き、肌寒い日も多いのですが、
晴れれば夏を思わせる陽気になる事も。
本州のそれとは大きく異なる八重山と
宮古の冬を、お楽しみ下さい。


リュウキュウアサギマダラ   竹富島

八重山では1年を通して蝶の飛ぶ姿を見る事が出来ます。
この時で気温は23度程度。若干動きが遅めで、撮影し易く感じました。


遠見台からの眺望   大神島

宮古島の北東に浮かぶ人口40人余りの小さな島ですが、
標高74.5メートルの高さを誇る遠見台からの眺めは最高です。


星砂の浜辺   大神島

冬の雨天という状況では、さすがに観光で訪れる人もほとんど無く、貸しきり状態で
浜辺を散策していました。足元に目をやると、砂の色は薄いオレンジ色をしています。
星砂が多いに違いないと近付いて見ると、お土産の瓶に入ったような気持ちになりました。


ヒカゲヘゴの新芽   石垣島

こうして見ると、姿形が大きいだけでワラビやゼンマイのように食べられそうに思えました。
調べてみると考える事は同じらしく、実際に昔は新芽の部分を食用としていたそうです。
現在では天然記念物に指定されているため伐採が御法度で、残念ながら
どんな味なのか試食する事は、叶わぬ夢となってしまいました。残念!


アサギマダラ   竹富島

日本で唯一本州にも分布するマダラチョウの仲間です。
八重山に生息するマダラチョウは周年発生する種類が多いのですが、
本種には移動性があり春になると北上するため、ここでは冬季限定のチョウとなります。


池間島湿原   池間島

宮古島の北にあり、池間大橋で宮古島と結ばれている周囲12キロの小さな島ですが、
その中央部には沖縄県で最大規模の湿原が広がっています。秋から冬にかけては
こうして鳥たちが羽を休める光景が多く見られるそうです。こうした小さな島の
湿地には塩分が混じっている場合も多いのですが、ここは純淡水でした。


カラスアゲハ   竹富島 

季節風の影響で、中々太陽が顔を出してくれない季節ですが、
雲の切れ間から差し込んだ光で、羽が七色に輝きました。

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