ゴミゼロ一眼レフ in 八重山&久米島 2005/7

新機材「防水プロテクタ PT-E01」が仲間に加わりました。
新たな視点から切り取った梅雨明けの美しい八重山と、
台風の影響を受けた久米島の様子をお楽しみ下さい。


瑠璃の島の蒼い海     鳩間島

テレビドラマで有名になってしまった鳩間島ですが、
撮影も終了し、元の静けさを取り戻していました。

美しい海に真夏の日差しが降り注ぐ一瞬。
こうした撮影が出来るのは、光学ファインダーで
リアルタイムに画像を確認出来る一眼レフの特権でしょう。


コナカハグロトンボ     西表島

西表島と石垣島の特産種。
こうした渓流沿いに見られる
お洒落で可愛らしいトンボです。


カラスアゲハ     石垣島

八重山に生息するカラスアゲハは、本州や
沖縄本島の物とは別亜種(又は別種)とされています。
一見すると黒い羽ですが、光の当たり具合や見る角度によって
エメラルドやサファイアがちりばめられたように美しく光り輝きます。


オオゴマダラ     石垣島

八重山方言では「ふうしゅ ふうしゅ かびら」と呼ばれていました。
飛び方を見ていると、中々的を得た言葉だと、妙に納得してしまいます。


カイトボード     竹富島






スノーボードとパラセイリングがミックスされたような新しいスポーツ。
この日は海外から来たプロのボーダーが、華麗な技を披露していました。


イワカワシジミ     小浜島

日帰りで訪れた小浜島で、珍しい蝶を見付けました。
奄美諸島以南に生息する「イワカワシジミ」で、どの島でも
比較的数が少ない蝶です。普通は羽の裏が淡くて美しい緑色を
しているのですが、この日出会ったのは珍しい黄褐色タイプの個体でした。


レモンスズメダイ     鳩間島

抜群の透明度を誇る鳩間島の海。
自然光だけで、その美しさを表現してみました。


波打ち際     鳩間島

波打ち際に寝転んで、打ち寄せる波を撮影しました。
小さな波でしたが、自然の美しと力強さを改めて感じます。


スジグロカバマダラ     竹富島

追飛をしているスジグロカバマダラの雌雄。
こうしたシーンを持ち帰れるのが、写真の特権でしょう。
飛んでいる姿には、チョウ本来の美しさが満ち溢れています。


ヨシノボリの1種     久米島

台風5号の影響で、海には近付く事さえ危険な状態でしたが、
水の豊かな島の河川には、小さいながらも豊かな
生態系が広がっていました。


荒ぶる海     久米島

台風の接近で海は大時化。
沖のリーフで砕けた波は、水しぶきを
風になびかせながら大迫力で岸に迫って来ます。
間違っても、近付いてみようとは考られない状況でした。


畳石     奥武島

久米島と橋で結ばれた奥武島(おうじま)にある奇岩群で、
柱状節理が波の浸食によって平に削られた物と言われています。
これが人工物では無く、自然が作り上げた物という所に驚きを感じました。
橋を作った影響で潮の流れが変わり、砂に埋もれつつあるという事実が残念です。


モンキアゲハ     久米島

関東南部から東南アジアにかけて広く分布する大型のアゲハですが、
なぜか八重山諸島と宮古諸島は、分布の空白域となっています。
このため、本サイトには今回が初の登場となりました。


テナガエビの1種     久米島

右の鉗足が短いのは、自切後に再生したからでしょうか。
人間が食べても美味しいという話です。


アオスジアゲハ     石垣島

いつも素早く飛び回るアオスジアゲハですが、
一瞬の隙を突いて、飛翔シーンを撮影出来ました。
チャンスは、狙った回数に比例して多くなるものです。


オキザヨリ     鳩間島

「サヨリ」と名付けられていますが、れっきとした「ダツ」の仲間です。
眼が良いらしく、こちらの動きを観察しているような行動が
しばしば見られました。体長1メートル程の個体です。


遅い早朝     鳩間島

ちょっと妙なタイトルに感じるかも知れませんが、本当の話です。
日本の最西端に位置する八重山では、明石市を基準にした
日本標準時に対して明らかな時差があります。
だから、ちょっと寝坊しても大丈夫?


ユウレイセセリ     小浜島

冗談のような名前ですが、本当に実在するチョウの標準和名です。
しかも、地味な色から「ガ」に間違えられたりと散々ですが、
よく見ると結構可愛い顔をしていると思いませんか?


イシガケチョウ    竹富島

今回の竹富島では、非常に多くの個体が見られました。
パパイヤの木をバックに記念撮影。


鳩間の港     鳩間島

1日1便の定期船で鳩間島を後にして西表島へ向かう途中、
ふと振り返ると、そこにはアクアマリンのような海が広がっていました。


ネッタイアカセセリ     小浜島

八重山に分布するセセリチョウの仲間は、良く似ている物が多い中で、
一際赤く見えるため、分かり易い種類の一つと言えます。
もっとも、これで赤くなかったら、トカラ列島以北の
「キマダラセセリ」そっくりになってしまう?


ウラナミシロチョウの産卵     鳩間島  


産卵中のメスは比較的鈍いので、ゆっくりと撮影出来ました。
葉の上に米粒を細長くしたような卵が有るのが分かりますでしょうか。
一つずつ丁寧に産み付けて行く様子を見ていると、思わず応援したくなります。

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