ゴミゼロ一眼レフ in 八重山 2005/4

ゴールデンウイーク直前の八重山から、
「うりずん」の季節を、持ち帰りました。
随時更新しますので、お楽しみに!


ヤエヤマヒメボタル     石垣島

石垣島や西表島の条件が整った場所では、この季節をピークに
幻想的なヤエヤマヒメボタルの集団発光が見られます。
日没から僅か30分間だけの素敵なショウタイム。

市街地の裏山でも見られる所はありますが、発生場所そのものが
工事中だったりと、今後の状況がとても心配な状況です。
いつまでも島の宝物として大切にしたいものです。


シロオビアゲハ     竹富島

追飛中の個体を回り込みながら撮影したカットです。
中々背景の良い場所を飛んでくれずに苦労しましたが、
道を横切ろうとした所を、ようやく画角に収める事が出来ました。


花の回廊     竹富島

4月の竹富島は花盛り。
歩いているだけで幸せ一杯!


昼下り     石垣島

昔ながらの佇まいが残る石垣島の集落。
ゆっくりと流れる時間に同化する事が、
最高の贅沢なのかも知れません。


月桃(ゲットウ)     石垣島

沖縄の初夏を彩るショウガ科の美しい花で、
本島では「サンニン」八重山では「サミ」と呼ばれます。


鯉のぼり     竹富島

八重山の広い空を舞う鯉のぼり。
赤瓦の「屋根より高い鯉のぼり」です!


ベニモンアゲハ     竹富島

人間にも言える事ですが、蝶にもそれぞれ性格があるらしく、
せっかちな物がいるかと思えば、のんびり屋さんもいます。
後者を見付ける事も、撮影の重要なポイントでしょう。

ところで、現在石垣島においでのM上さん、
良い収穫は得られましたでしょうか?


雨降り     竹富島

顔に冷たい風を感じたので、空を見上げると大きな雲が迫っていました。
大急ぎで宿へ戻ると、間も無く大粒の雨が…。滑り込みセーフ!


雨上がり     竹富島

30分ほど土砂降りの雨が続いた後、日差しが戻ると
ニチニチソウに付いた雨粒が眩しく輝いていました。


イワサキクサゼミ     竹富島

大きさが小指の先くらいしか無い日本一小さなセミです。
体の割に結構な大音量で鳴く姿を見掛けると、
八重山に夏が来た事を実感します。


自転車屋さん     竹富島

観光の足として大活躍する自転車。
こうして宿まで運んでお店もあります。
お仕事とは言え器用な物ですね。お見事!


月夜     竹富島

満月の光と街の明かりが一つになり、
静かな島の夜を美しく彩っていました。


鎮守の杜     石垣島

畑の向こうに大嶽(聖地)の深い森が広がっていました。
さながら沖縄版「鎮守の杜」と言った所でしょうか。
こうした場所は、大切にされているため、
昔ながらの植生が残っています。


ヤエヤマオオコウモリ     石垣島

カラスほどの大きさがあるオオコウモリの仲間で、
「フルーツバット」とも呼ばれ、木の実や花が主食です。
デイゴの花が好物で、この時期はそれを食べる光景が昼間でも
しばしば観察出来ます。良く見ると結構可愛い顔をしていると思いませんか?


力持ち     竹富島

昔は農家の必需品だった水牛も、今ではこうして
観光で活躍しています。牛と水牛の違いは、その名の通り
水に入る習性の有無で、水牛は体温調節能力が弱いため、
暑い時には水で体を冷やす必要があります。仕事を終えて、水を
掛けてもらっている時の気持ち良さそうな顔を、ぜひ観察してみて下さい。


島猫     竹富島

ここ数年で、竹富島の猫は急激に増えました。
元々島に生息しているシロハラクイナ等の鳥類に
影響が無いものか、少々心配しているのも事実です。
でも、こうした光景を見ていると、やはり微笑ましく感じますね。


ヒカゲヘゴ     石垣島

今にも恐竜が出て来そうなシーンですが、それもそのはず、
古生代から生き残っていると言われる巨大なシダ植物だからです。
南西諸島では、スギやヒノキの代わりに、こうした植物が生い茂っているため、
花粉症の心配がありません。最近では、それを見越したツアーもあるという話を聞きました。


海人オジイ     石垣島

漁を終えて船の手入れをする海人(漁師)
お年を伺ってびっくり。なんと85歳との事!
とてもそうは見えない身のこなしを見ていると、
自然と暮らす素晴らしさを感じずにはいられません。


キチョウ     石垣島

フクギの防風林に囲まれた空き地で、キチョウのメスを見掛けました。
食草であるネムノキを目指しますが、風で揺れるため、中々止まれません。
広い世界の中で生きている小さな命に、思わず声援を送りたくなった光景です。

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