E-1 in 八重山 Part2

国の重要無形民族文化財にも指定されている竹富島の
「種子取祭」を中心にした11月の八重山をE-1で持ち帰りました。
「八重山蝶瞰図」らしい作品も、たくさん撮影して来ましたので、お楽しみに!


シロオビアゲハ   竹富島

ベニモンアゲハに擬態していると言われるII型のメスです。
竹富島にシロオビアゲハの組み合わせ、本当にお似合いですね。


職人技   竹富島

出番を前にした舞台裏の一コマ。
手馴れた筆さばきが熟練した技を物語っています。


アーティスト   竹富島

島の人たちは芸達者だ。歌って踊れてメイクも出来る。
まさにマルチアーティストと言ったところでしょうか。


カバマダラ   石垣島

ピンクの小さな花が可愛らしい「ニトベカズラ」の周辺を吸蜜しながら飛び回っている個体です。
ストロボを1/320秒で強引に同調させると、羽のブレがイメージ通りに仕上がりました。


参詣(さんけい)   竹富島

神司の方々を先頭に、主事宅へ到着した一行と、それを迎える島の人たち。
歌と踊りと朝の光が、特別な空間を作り出しているように見えました。


豊かな実りを   竹富島

「種子取祭」は、種を蒔いて、五穀豊穣を祈願するお祭りです。
この笑顔なら、島には豊かな収穫が訪れそうですね。


あかばな   竹富島

「あかばな」とは、沖縄の言葉でハイビスカスの事。
正に、そのものズバリと言ったところでしょうか。
お土産屋さんにも同じ名前があったりします。


童神   竹富島

島の人たちは子供を、とても大事にします。
決して「甘やかす」のではなく、「大切にする」のです。
見当外れな少子化対策を行っている誰かさんに見習って欲しいものだ。


祭りの始まり   竹富島

奉納芸能が行われる世持御嶽の前で、神様をお迎えする踊りが始まりました。
この後、「庭の芸能」に続いて「奉納芸能」と、夕方まで演目が途切れなく続きます。


ナミエシロチョウ   竹富島

南西諸島に生息するシロチョウの仲間には元気者が多い。
南の島のスターを見ていると、つい追い掛け回したくなってしまう。


迫真!   竹富島

「庭の芸能」で行われた「棒術」のワンシーン。
動きも掛け声もダイナミックで、迫力満点でした。


島時間   竹富島

島が祭り一色に染まっている頃、いつもと変わらぬマイペースの住人を発見。
いや、むしろ普段より人通りが少ない分、ゆっくりとくつろいでいるのかも知れません。


ミルク(弥勒)様の登場   竹富島

ニライカナイ(海の彼方の理想郷)から五穀豊穣を運んで来る神様です。
子供達を引き連れて登場するのは、子孫繁栄を表現していると言われています。
世界的に見て、自然が豊かな所ほど、多くの神々が存在する。ふと、そんな気がしました。


11月の西桟橋   竹富島

今年の11月は、泳げるような陽気が続いていましたが、日の沈む位置は正直です。
太陽が西表島の南に沈むのは、日が短くなっている何よりの証拠。
こうして、季節を感じられるのは、贅沢な事かも知れません。


タイワンキチョウ   竹富島

八重山には、迷蝶も含めて紛らわしい種類がいますが、
こうして写真に撮ってみると、簡単に判別が付きます。
デジタルなら、その場で分かるのが良いですね。


胡蝶の舞   竹富島

奉納芸能の一つで、蝶が花に舞い降りて受粉するという
極めて科学的な要素を持っていると言われます。
理屈はともかく、なんとも優雅な踊りでした。


昇るオリオン座   竹富島

夜も更ける頃、東の空にオリオン座が昇って来ました。
真夜中にTシャツ1枚で撮影していると、11月という事を忘れてしまいそうです。


紅型(びんがた)   竹富島

南国の色彩豊かな自然を写し込んだかのように美しく繊細な織物。
踊り手によって命が吹き込まれる様を見ていると、時間を忘れてしまいます。


ウスキシロチョウ   石垣島

こちらも「元気なシロチョウ」の代表選手。
少し大きめのボディーが生み出す飛翔力は抜群で、
空を駆け巡る姿に、思わず見とれてしまう事もしばしばです。


あっ・うんっ   竹富島

門柱の上に置かれていた手のひらサイズのミニシーサー。
仁王像や狛犬と同じく、対で「阿吽」となりますが、これ何とも可愛らしい!
E-1の標準ズームは、こうして全くイメージの異なる写真を撮れるので、大変重宝しています。


なごみの塔   竹富島

竹富島にある有名な展望台で、そこへ登るための階段が急な事でも知られています。
行った事がある人ならばお分かりでしょうが、ある程度の危険が伴うレベルです。
ただ、ここまで強烈だと相当慎重になるためか、今まで誰かが
「落ちた」という話は聞いた事がありません(笑)


ちょっぴり背伸び   竹富島

出番を間近に控えて、メイクをする少女たち。
普段見慣れた島の子供たちも、こうして変身た姿を見ると、
一瞬ドキリとさせられる事があります。これが「お祭り」なのかも知れません。

※ 決して変な趣味はありませんので…念のため(笑)


ジャコウアゲハ   竹富島

八重山亜種のジャコウアゲハは、本土産と比較すると、かなり派手な印象を受けます。
ウマノスズクサの有毒物質を体内に蓄積しているため、鳥が食べない事から
警戒色として、こうした色彩を持つようになったと言われています。


おおいぬ座とカノープス   竹富島

冬の星座が西に傾き始める頃、おおいぬ座を見ていたら、
ギリシャ神話の絵にある犬の姿が、はっきりと浮かび上がりました。
茅葺屋根の右手には全天第2の輝星、カノープスも顔を覗かせています。
冬の星座を、こうして快適に眺めていると、夜更かしも苦にならないから不思議です。


守り神   竹富島

島のあちこちで見掛けるシーサー。
それぞれ個性的で独特の表情を持っています。
これは某電話会社のCMに登場した事もある有名人?で、
いつもお世話になっている泉屋さんの屋根から見守ってくれます。


ホリイコシジミ   石垣島

日本で見られる蝶の中で最も小さい種類の一つです。
以前は迷蝶とされていましたが、現在は西表島や石垣島に土着していると思われます。


繊細   竹富島

女性によるブドゥイ(踊り)は、頭の先から指先まで
流れるような動きが、繊細かつ優雅で、大変印象的に残ります。
それを写真で表現してみたのですが、皆さんに伝わりましたでしょうか?


  里帰り   竹富島     

普段は本土に住んでいる子供も、お祭りでお母さんの実家に里帰り。
早くも竹富島の風景に溶け込んでいます。


スジグロカバマダラ   竹富島

竹富島では一年を通して最も数多く見る事が出来る蝶です。しかし、土着の北限は
宮古諸島で、沖縄本島では迷蝶として、まれに見られるに過ぎません。
冬季の僅かな気温差が明暗を分けているようです。


いざ出陣!   竹富島

奉納芸能の中では例外的に「ヤマトグチ(標準語)」で演じられる「曽我兄弟」。
起源には諸説があって定かではありませんが、鎌倉時代の仇討ち物語が
取り入れられている事を考えると、様々な文化を受け入れて発展して
来た八重山の歴史に、少しだけ触れられたような気がします。


出発進行!   竹富島

竹富島の美しい町並みを、のんびりとまわる水牛車。
こうした島では、これ位の速さが一番合っているのかも知れませんね。


オキナワクロホウジャク   石垣島

吐喝喇(トカラ)列島以南の南西諸島に分布するスズメガの1種。
ホバリングが可能な紡錘形のスタイルは、しばしばハチと
見間違えられますが、実際には安全無害な昆虫です。
飛行に最適化された体から「機能美」とでも言える
物を感じてしまうのは私だけでしょうか?


凛々   竹富島

E-1のフラッシュ発光量補正は、使い易くて優秀です。
優雅さの中にある、きりりと引き締まった動きも、
こうして自然な感じで捕らえてくれました。


離島桟橋   石垣島

長年見慣れたこの景色が、間も無く見納めかと思うと名残惜しいものです。
いつも暖かく迎えてくれた石垣港離島桟橋に敬礼!


ルリウラナミシジミ   竹富島

名前が示す通り、オスの翅の表は美しい瑠璃色に輝きます。
しかし、それを中々撮影出来ないのが悩みのタネ。
今回もダメでしたが、いつかきっと…。


静寂   竹富島

祭りが終わった日の夕暮れ、島にいつもの静けさが戻りました。
まるで、遠い昔に迷い込んでしまったかのようです。


伊良部島と下地島

宮古島の5キロほど西にあり、6本の橋で結ばれていますが、
地理的には僅かな水道によって隔てられている、それぞれ独立した島です。
写真の左手に見えるのは、ジャンボも離着陸可能な3000メートルの滑走路を持つ
下地空港で、昭和54年から国内唯一のパイロット訓練用施設として活躍しています。


たのしい放課後   沖縄本島

那覇の町を遊覧飛行するように走る沖縄都市モノレール。(ゆいレール)
駅ごとに様々な風景があり、つい寄り道したくなってしまいます。
この日も夕方の打ち合わせまで、元気な子供たちを撮影。
実の所、これを撮りたくて時間を遅らせてもらった
というのが真相だという噂もあります(笑)


再びシロオビアゲハ   石垣島

アゲハチョウの仲間で僕が一番好きな種類が「シロオビアゲハ」です。
子供の頃、「おきなわのちょう」として焼き付けられた記憶のせいでしょう。
しかし、今見ても、お洒落で美しい蝶だと思う気持ちに変わりはありません。


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