津波警報
3月下旬、八重山で津波警報が相次いで発令されました。
幸い被害には至らなかったため、一安心しましたが、あえて一言!
歴史を振り返ると、石垣島では江戸時代に「明和の大津波」があり、
島民の半数近くが犠牲になるという惨事に見舞われています。
現在「津波石」呼ばれている、車より大きな石が
この時、島の東海岸へ打ち上げられています。
このような物が、新幹線並みのスピードで波と一緒に押し寄せて来る
わけですから、助かる方が奇跡と言えるでしょう。
記録によると津波の先端部分は、標高80メートル以上の
場所まで到達したと言われています。
したがって、防災意識は高いだろうと思っていたのですが、
話によると港には津波見物の野次馬が集まっていたとの事で、
正直な所、大変びっくりしてしまいました。
もし、津波が押し寄せて来て、「避難しておけば良かった」と
後悔するような状況になってしまったら、その時は既に手遅れです。
海岸で地震を感じたら、すぐに高台へ避難しましょう!
大浜の巨大な津波石
東海岸に点在する津波石
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